FP1級シケタイ委員会

年金の額などは22年試験用(22年4月基準)に合わせています。2022年FP1級学科試験に向けての試験対策をまとめています。

本ブログは2022年試験用に書かれています。2023年9月試験の法改正、年金額には対応していないのでご考慮の上お読みくださいませ。

noteのまとめはこちら。(事業承継税制や法人の税制優遇など)

FP1級基礎編 計算問題ドリルはこちら。

FP1級資料スライド一覧はこちら。

遺族基礎年金・遺族厚生年金の計算問題のポイント

こんにちは。みにまるです。

今回は22年5月試験を題材に遺族基礎年金・遺族厚生年金の計算問題を「どうすれば間違えないか」の攻略ポイントをまとめていきます。

皆さんも勉強していく中で段々解けるようになったけど、先週は解けたのに、今日やったら間違えた!というご経験はありませんか?
たくさん問題演習して勉強すれば解ける確率は高くなります。ただ、偶々調子良くて解けた!じゃダメなんですどんなコンディションでも絶対毎回間違えない「実力」が本試験では求められます。

そこで問題を解く際の必須チェックポイントを押さえて、根拠を明確にしながら問題を解く流れをご説明いたします。

遺族基礎年金・遺族厚生年金のチェックポイント

まず問題を開いたときにチェックするポイントがあります。

出題パターンは主にこの4つです。パターンをあらかじめ把握しておけば何が来ても怖くありません。

2022年5月学科試験応用編第1問【問52】より

2022年5月学科試験応用編

実際の解答はこちら。

私は解答を書く時、必ず「〇〇だから××する、しない」と理由や根拠を明確に文章で明記しています。長い文章を書くのは面倒ですが、手を抜かず文章でちゃんと説明することで、チェック漏れの防止にも繋がります。

遺族基礎年金は?

今回は遺族基礎年金の額は問われていませんが子供の数が3人ですので

777,800+223,800+223,800+74600=1,300,000円

です。

年金額の数字は梅さんの語呂合わせがオススメです。



中高齢寡婦加算の支給要件(寡婦年金との比較)

中高齢寡婦加算にも長期要件と短期要件があります。

遺族年金生活者支援給付金

2022年の遺族年金生活者支援給付金の額は5,020円(月額)です。

遺族年金生活者支援給付金の額(年額)=5,020円(2022年)×12=60,240円

いかがでしたか?チェックポイントを把握して、対策しておけばどのパターンが来ても間違えずに解けるようになります。
理由を明確に、必ずチェックポイントを押さえるこの2点を心がけてみてください。
お役に立ちましたら幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。